栄冠は君に輝く

高校野球の大会歌「栄冠は君に輝く」。とても伸びやかな歌声の主は夏川りみさんでした。
夏川りみが歌う大会歌「栄冠は君に輝く」より

栄冠は君に輝く
(作詞:加賀大介 作曲:古関裕而
雲は湧き 光溢れて 天高く 純白の球 今日ぞ飛ぶ
若人よ いざ まなじりは 歓呼にこたえ
いさぎよし 微笑む希望 ああ栄冠は君に輝く

この曲は元々「全国高校野球大会の歌」という名前で1949年に発表されました。詩は1948年夏に5252編の中から選ばれたものです。作詞者の加賀大介氏は野球少年でしたが、骨髄炎のため右足切断を余儀無くされ、野球を断念した経緯があったそうです。こういうエピソードを聞くと、高校野球に対する強い思いが感じられますね。
妻の道子氏によれば、「主人は『栄冠は君に輝く』ということばが大好きで、大会歌の募集を機会に使うチャンスがきたと張り切って作詞していました」と語っていたそうです。
参考:栄冠は君に輝く - Wikipedia