ロシア・ウラジオストクへ

ウラジオストク展望

突然ですが、私はロシアに出掛けてきました。行き先は、ロシア極東地方最大の都市、ウラジオストク(Владивосток, Vladivostok)。簡単に行けるようでいて、案外行くのは簡単ではないようです。今回の訪問で見聞きしたことを少しずつ報告していきたいと思います。
ウラジオストク航空(Владивосток Авиа, Vladivostok Air)で新潟からウラジオストクまでは、わずか1時間30分。日本から最も近いヨーロッパです。
ウラジオストクはロシア極東地域における唯一の不凍港戦略的価値は高く、何度も世界史の舞台に登場した重要都市である。ロシア太平洋艦隊の基地をもつ重要軍港であるため、1991年まで外国人の立ち入りが禁じられた閉鎖都市であった。
ウラジオストクは坂の多い町で、少し歩くだけで急にきつい坂を登ることになる。坂があるのは大変であるが、坂を登れば景色を楽しむこともできる。ウラジオストクの景色を楽しむならば、鷲の巣展望台(Орлинное Гнездо Смотровая Площадка, Eagle Nest Observatory)が最もオススメ。
入り組んだ半島が青い海を包み込む。港には軍艦が係留されているが、平穏な風景の一部となっている。もうすっかり寒くなったというのに、木々はいまだ緑の葉を付けている。空は雲一つなく吸い込まれるような青さであったが、風は冷たく身が引き締まる思いがした。10月下旬はもう冬の始まりなのである。

参考:ウラジオストク - Wikipedia

ロシア極東地方のガイドとして次の本があるが、日進月歩で変化するロシアの現状を十分に反映しているとは言えない。

地球の歩き方 (A32) シベリア&シベリア鉄道とサハリン

地球の歩き方 (A32) シベリア&シベリア鉄道とサハリン

ウラジオストクに関して言えば、情報の多くが古くなっていた。