雪と風と

八甲田も遂に初冠雪です。青森の平野部に雪が降るのも時間の問題でしょうか。
東奥日報2006年11月8日記事の一気に雪化粧/八甲田、岩木山より

 八甲田と岩木山で八日早朝、初冠雪を観測した。
 八甲田ロープウェーでは山頂駅周辺に雪が二、三センチ積もり、午前八時現在の気温も氷点下一・五度だったという。酸ケ湯温泉は周辺に約二センチ雪が積もったが、「べちゃべちゃで、まだ雪という感じではない」という。
 岩木山では八日午前、山頂から五合目まで雪化粧した。津軽岩木スカイラインは「七日夕方から八合目付近で雪が舞っていた。けさは五合目付近で二センチほどの積雪があった」と話していた。
 青森地方気象台によると、八日の県内は夕方にかけて海上を中心に風が強まる見込みで、強風や高波に警戒を呼びかけている。

上記記事にある「風が強まる」という言葉で思ったこと。青森の風は本当に厳しい。寒冷前線津軽海峡を通過する時の風も、大陸から吹く冬の季節風も、さえぎるものなく吹き付けるから、風の強さが半端ではない。
昨日の強風を体験して、他県出身の新人が「こんなビュービュー吹く風は初めて」と驚きの声を上げていた。私はいつの間にか青森の風に慣れてしまったのか、全く気にならなかった。それくらいの強風は冬になれば日常的に吹きますよ、と言っておいた。
東京などの太平洋ベルト地帯で北風が吹いても、山脈に阻まれた後の風だから「正直言って大したことはない」。青森に住むとこういうことも見えてくる。
去年の今日の日記を見たら、やはり「大荒れ」の文字を発見。冬への助走なのか、この時期の青森は荒れるようです。