うなぎ・茶扇

茶扇のうな丼

ブログ読者のホンズさんのリクエストにお応えし、うなぎの「茶扇(ちゃせん)」をレポートします。
「茶扇」は青森市中心部の目抜き通りに面したうなぎ屋である。のれんをくぐって店内に入ると、寿司屋のようにカウンター席が並びます。
顔見せメニューとして「うな丼」(1050円)を注文する。注文してから焼き上げるので、しばらく待つことになりますが、この待つ時間がうなぎ屋の楽しみでもあります。
しばらく待つと待望のうな丼が目の前に現れます。わずか1050円ながら、うな丼に肝吸いとお新香が付いてくるとは驚き。
タレのかけ方がやや抑え目なのですが、むしろうなぎの風味を十分に味わうことができて満足である。うなぎの焼きはふっくらとした焼き上がりで、皮も嫌な脂は残っておらずふわりと仕上がっている。
ふわふわとしたうなぎの身を箸でほぐし、ごはんと一緒に口に運ぶ。優しい食感の後にうなぎの香ばしい風味が口に広がる。「川よし」よりもあっさりとしているという印象であるが、美味しいうな丼だと思う。タレの量が足りない場合には、タレが添えられているので好みに応じてかければ良い。肝吸いに香る柚子の風味、お新香の爽やかさも素晴らしい。
ご夫婦で営まれているうなぎ屋であるが、女将さんの笑顔と大将の仕事にとても満足させて頂いた。青森市中心部にはうなぎ屋が何軒か密集しているので、食べ比べもしてみたいところだ。

茶扇
青森市本町1丁目5-5
017-777-1905

近況レポートのリクエストは大歓迎です。ホンズさん、情報提供ありがとうございます。