ロシア・高麗航空

高麗航空

今日(2月16日)は金正日総書記の誕生日ということで、北朝鮮ネタを一つ。
昨年ロシア・ウラジオストクを訪問し日本に帰る時のこと。ウラジオストク空港国際線ターミナルで、フライトの予定を示す電光掲示板を見ると「NIIGATA(新潟)」の下に「PYONG YANG(平壌)」の文字を発見する。
ウラジオストクから平壌へ週1便定期便が運行されているのだ。航空会社の名前は「高麗航空(Air Koryo)」(略号:JS)。ターミナルビルのロビーを見回すと、確かに学生服のような服を着て、胸には例の赤いバッジを付けている人が何名もいました。
トイレを探してターミナルビルの地下に降りたところ、ひっそりと目立たないところに「高麗航空」の事務所を偶然発見する。そーっと覗いてみると、壁には金日成金正日親子の肖像画が飾ってあるではありませんか。北朝鮮はすぐ隣にあるのだと改めて認識しました。
ウラジオストクから北朝鮮に行く定期便があるからといって、ロシア人は自由に北朝鮮には渡航できないとのこと。日本だけではなくロシアにとっても、北朝鮮は「近くて遠い国」なのだ。
写真は、ウラジオストク空港内にある「高麗航空」の事務所入口。