津軽こけし館

津軽こけし館

先日、黒石市にある「津軽こけし館」に行ってきました。こけしと言っても実は多種多様なデザインがあるようで、全国のこけしは11系統に分けられるそうです。
津軽こけしは「1本の木で作る素朴な作りづけで頭はおかっぱだが、形、紋様など系統として統一されていないのが特徴である」とのこと。系統として統一されてないという文言が気になりますが、津軽こけしの形は、胸のあたりにふくらみがあるのが特徴的です。他の地域ではあまり見かけない形のように思います。


津軽こけし館の目玉は何といっても「1億円の純金こけし」。ふるさと創生資金の1億円で製作され、純度99.99%、重量58.378kg、高さ50cmの純金こけしです。すぐ隣には純銀こけしもあります。太っ腹なことに、純金こけし・純銀こけしには自由に触ることができます。よく考えたら1億円相当の金塊に触る機会なんて、人生においてそんなに多くないはずです。「金運向上、商売繁盛、家内安全」にご利益がありそうです。「縁起物」ということで、もっとPRしても良いのではないでしょうか。
2007年5月10日現在の金価格は1gで2,623円となっていますので、現在の時価では1億5312万5494円と購入当初よりも価値が大幅に上昇しています。
財政難の黒石市にあっては売却の話が浮上しているようですが、もはや貴重な観光資源になっている現状を良く考えて、売却されないことを祈るばかりです。
関連記事:黒石の純金こけし、活用?換金?/Web東奥2006/03/21
      純金こけしオーナー募集の会設立/Web東奥2007/03/26
正直言って「売るのは簡単」な話ですが、売却して1億円余りの財源を得ても恒久的に財政難が解消する訳ではなく、苦しいところです。

純金こけしインパクトに負けず劣らず、見られて良かったのが「棟方志功の描彩こけし」。盛秀太郎の木地に棟方志功が描彩したもので、描彩したのは1964年頃。1尺2寸の大きなこけしには「大寿天福」と書かれています。ちょっとすましたような笑顔をしていて、墨絵とパステルカラー調の彩色も見事です。
 
津軽こけし
青森県黒石市大字袋字富山72-1
0172-54-8181
9:00〜17:00
大人300円