青森県動物愛護センター

スタッフねこ・しまじろう

週末は忙しくなるので、数日分先行して更新します。
青森県内には残念ながら、一定の規模を持つ動物園がありません。このような状況を鑑みてか、理念も建物も大変立派な青森県動物愛護センター青森市の郊外にあります。
「人と動物が共生する社会」の実現をめざす行政機関として、東北では最大規模、全国でもトップクラスでしょう。設置されたのも比較的最近のようで、とても新しくてピカピカの施設です。建物内はガラス張りの部分が多く、大変開放的な施設になっています。試験管や検査機器が置かれた検査室もガラス張りで、普段の業務がどのようなものかを容易に知ることができます。
この愛護センターの興味深いところは、「動物とのふれあい」に力を入れているところ。実際にイヌやネコに触れることができます。時間帯によっては、ふれあいコーナーのイヌを連れて敷地内の散歩コースを散歩することもできます。訪れた日は天気も良く、こんな日にイヌを連れて散歩できるなんて素晴らしいなと思いました。
個人的に気に入ったのが、ネコとのふれあいコーナー。ネコは飼いたいけど、諸事情あって飼えないネコ好きの方にはオススメです。独断と偏見を持って、「ネコに集中して」レポートします。

ネコとのふれあいコーナーには、現在2匹のスタッフねこが常駐しています。バロンくん(ミックス・オス・1歳2ヶ月)としまじろうくん(ミックス・オス・10ヶ月)です。2匹ともかなり社交的なネコで、「ネコの部屋」に入室したら、早速膝元に寄ってきてスリスリ〜としてきます。いきなり床にゴロンとし始めるなど、これは相当社交的なネコさんですよ。
タキシードを着たような凛々しい容姿、黒い色のバロンくん。ふさふさした毛でさわり心地最高、茶色のしまじろうくん。一通りのご挨拶が済むと、ベンチに座った私の隣に来て大人しくしていました。本当に慣れていて社交的で、「スタッフねこ」の肩書きにふさわしいネコたちでした。

動物園のように様々な動物がいるわけではありませんが、センターの建物内には小鳥、ウサギ、フェレット、モルモット、ハムスターがいますし、敷地内ではヤギ、ヒツジ、ウマがのどかにエサを食べていました。子どもの情操教育にもよろしいかと思います。大人が一番はしゃぐかもしれません・・・。
すぐ向かいには、美味しいたこ焼きで有名な「よっちゃんフーズ すまいる」があります。

青森県動物愛護センター
青森市大字宮田字玉水119-1
017-726-6100