ボン･サーブのソフトクリーム

青森県民はラーメンが大好きなのであるが、どうやらソフトクリームも大好きらしい。ほとんどの行楽地でソフトクリームの販売を見かける。ソフトクリームといっても、各地の産物を組み込んだ個性派もたくさんあって、なかなか侮れない。そろそろ誰かが「青森ソフトクリームマップ」を作ってもいいのではないかと思う今日この頃。
（追記：　あおもり　むなかたさんに「青森ソフトクリームマップ」 by アオモリ探検隊 たんけんマップ という「技」を伝授して頂きました。いやはや便利ですね。）
さて、そんなソフトクリーム王国青森で、有名なソフトクリームを食べてきました。むつ市にある「ミルク工房　ボン・サーブ」のソフトクリーム（250円）です。

期待を裏切らない、濃厚でミルキーなソフトクリームです。添加物を特に加えていないためか、暑いとすぐに溶け始めてしまいます。訪問した時は、強い風が吹く日差しの強い日。風にあおられ日差しを受けて、みるみる溶け始めていくではありませんか！
青い芝生をのんびり眺めながらソフトクリームを食べようと思ったのですが、現実は「溶ける前に食う！」ためにマッハで食べる羽目になりました。完全に早食い競争状態でしたが、美味しさは十分堪能できました。風の強い日、日差しの強い日はご注意を。

ボン･サーブの周りは青い芝生が広がって爽やか。芝生にはヤギもいて気持ちも和みます。北海道に遊びに来たかのような開放感を味わうことができます。
ボン・サーブがある斗南丘（となみがおか）は一大酪農地帯。太平洋戦争開戦の1941年、北海道の酪農家20戸が酪農の理想郷を築くため下北半島にやって来たことに始まるそうです。ボン・サーブの経営主体である斗南丘牧場は、5戸の酪農家が集まって設立されました。
せっかく牧場に来たのだから、新鮮な牛乳が飲めるかと思っていたのですが、残念ながら牛乳の販売は行っていないそうです。つい最近までは牛乳の販売も行っていたそうなので、ご自慢の牛乳を飲んでみたかったです。条件が整って販売が再開されるといいですね。

ミルク工房　ボン・サーブ
青森県むつ市田名部字内田42-606
0175-28-2888　（フリーダイヤル　0120-496369）
10：00〜18：00　
4〜12月無休（ただし年末年始を除く）
1〜3月毎週火曜定休日