しゃこちゃん

しゃこちゃん

「しゃこちゃん」は、有名な遮光器土偶に対して付けられたニックネーム。1988年の青函博のマスコットキャラクターに採用されて有名になったそうです。遮光器土偶は旧・木造(きづくり)町(現・つがる市)の亀ヶ岡遺跡*1で1887年(明治20年)に発見されました。
JR五能線・木造駅の駅舎には、巨大な「しゃこちゃん」が貼り付けられています。高さは17.3メートルもあるので、近付くとその大きさに圧倒されます。列車が近付くと目が点滅するという噂ですが、確認はしていません。
木造は往時の繁栄を今に伝える町で、かつて豪勢さを極めたと思われる建築を木造駅周辺でいくつも見つけることができます。今では往時の繁栄は失われ、静かな駅前になっています。
木造とは変わった地名です。ベンセ湿原が近くにあるように、この辺りは湿地帯が多いのですが、この地に城を造る際に地面に木を敷いて道路としたことが、地名の由来だそうです。ただし、一国一城令により城は完成されませんでした。

参考:http://www.city.tsugaru.aomori.jp/kizukuri/shako/sha01.html
   亀ヶ岡石器時代遺跡 - Wikipedia

*1:正式には亀ヶ岡石器時代遺跡。