八戸三社大祭(2)

八戸三社大祭

八戸三社大祭」の様子を引き続きご紹介します。祭りのルーツは、1721年(享保6年)に始まった法霊大明神(現在のおがみ神社)の神輿行列にあります。右写真は神明社の巫女さんの行列。

この伝統の行列は今も見られ、人形を屋台に載せて練り歩く様子が見られます。これが三社大祭の原型なんですね。
 
 

馬をかたどった飾りを身につけて踊る「高館駒踊」も行列に参加します。馬産地にふさわしい郷土芸能で、見た目もユニークです。
 
 

見た目のインパクトが強かったのが、十六日町山車組の「日本振袖始」。素戔嗚尊(すさのおのみこと)が八岐大蛇(やまたのおろち)を退治する伝説です。おどろおどろしい形相の姿をした大蛇が目を引きます。不気味な人形とは無縁に、花笠をかぶった子供たちのお囃子が可愛かったです。