一日の降水量、史上最高に

2007年11月12日の青森市は、一日の降水量として208.0ミリを記録し、1886年以来史上最高となった(青森の観測史上1〜10位の値)。今までの最高記録は1935年8月22日の187.9ミリで72年ぶりの記録更新。本当に記録的豪雨であったのだと改めて実感。
東奥日報記事(2007/11/12)の青森市は120年に1度の大雨より

発達した低気圧による県内の大雨は十二日午後も続き、降り始めからの総雨量は青森、七戸、野辺地など平地でも二〇〇ミリを超えた。大雨は同日夜に峠を越したが、青森市では一日の降水量が一八八六(明治十九)年の観測開始以来、最多を記録。百二十年に一度の大雨となり、青森地方気象台は深夜まで河川の増水に警戒を呼び掛けた。
十二日午後九時現在、十一日午前零時の降り始めからの総雨量は平内町大和山で二六五ミリ、むつ市湯野川で二一七ミリ、青森二一五ミリ、七戸二一一ミリ、野辺地二〇九ミリ。
また青森、大和山、野辺地、七戸の四地点では二十四時間雨量が観測記録一位となったほか、同気象台観測の日降水量は午後十時現在で二〇六ミリに達し、過去最多だった一九三五(昭和十)年八月二十二日の一八七・九ミリを上回った。

中日ドラゴンズ日本シリーズ制覇は53年ぶりであったが、青森の豪雨はそれを超える72年ぶりのこと。今年は珍しいことがいろいろ起きます。