味助・みさきちゃん展覧会(1)

味助の焼きそば

盛美園に出かけた帰りに、「味助」に寄ってきました。
今回注文したのは「焼きそば」(500円)。太くてモチモチの麺に、甘いソースがよく合います。他店とは異なり、「味助」では焼きそばにキャベツを入れません。豚肉、玉ねぎ、そしてキクラゲが入っています。具材の食感が面白く、ソースが絡んだ麺は食べ応え抜群です。ソースの加減も絶妙で、全くしつこくないのが驚きです。
「味助」と言えば「みさきちゃん」の絵も素晴らしいです。季節ごとに張り替えるという絵は、ちょうど訪れた前日に替えたところ。タイミング良く新作を拝見することができました。

こちらの絵は小さい頃に描いたサンタクロースの絵。小さい子が描いた絵なのですが、細かいところまで良く描いてあります。
「味助」の店内はいつも「みさきちゃん」の絵が飾られていますが、小さい時の作品から最近の作品までバランス良く飾られているので、「みさきちゃん」の成長を見守ることができます。女性が切り盛りしているお店らしい素敵な演出ですね。

こちらは最近作成された作品で、秋の日に信号待ちをする人を描いています。中央に待つ女の子は、ランドセルを背負ってジッと信号を見ています。何しろいいなぁと思うのは、ランドセルを持つ手。ランドセルをぎゅっと握っている様子が、何とも微笑ましくありませんか。走るとランドセルが揺れるので、こんな風に背負うんですよね。青になった瞬間に、小走りに走るかもしれません。
後ろの女性(女子学生かな?)も同じく信号をジッと見つめていますが、サラリーマン風の男性は時計に目をやっているようです。男女の仕草の違いも表現するなんて、レベルが高すぎます。服装の描写も細かくて、日頃いろいろなものを良く観察していることが伺えます。後ろには紅葉した木が立っていて、ヒラヒラと葉が舞い降りています。秋の朝の一コマが生き生きと捉えられていますね。この絵はいくらでも褒めることができますよ。
今回は無理を言って「みさきちゃん」の絵を他にもたくさん見せてもらいました。こちらは機会を改めて記事にしたいと思います。
 
味助
青森県平川市尾上大字高木字原富209
0172-57-5733
11:00〜17:00頃
月曜休