七戸・天王つつじまつり

青森県七戸町天王神社で「天王つつじまつり」が開催されています(2008年5月11日〜25日、ライトアップ18時〜21時)。
青森県内を美しい写真で綴る「青国流風」のclear skyさんがアプティネットに投稿された写真およびライトアップ写真を掲載された記事を拝見し、これは見に行かなければと少々無理を圧して出かけてきました。

七戸城址より天王神社を望む。(2008年5月21日撮影)
clear skyさんの写真(2008年5月9日撮影)と比べると、明らかにつつじの華やかさは劣りますが、それでもとてもきれいでした。(当方の写真のレベルが劣るのは言うまでもない。)


両側から迫るつつじの花に挟まれて石段を登っていると、とても幻想的な雰囲気に包まれます。つつじの花は小ぶりで独特なピンク色をしており、どこか上品な感じがします。花の季節は終わりを迎えていて、散り始めていました。

散ったつつじの花で彩られた小径を歩きます。

鮮やか過ぎるツツジです。こんなにたくさんのツツジを一度に見るのは初めてでした。
 

天王神社
住所 青森県上北郡七戸町字天王12-1
御祭神 素盞嗚尊(スサノオノミコト
例祭日 10月10日
由緒
天王神社は、 応永初年 (1394年) 当地へ勧請されました。
主祭神は、 本来国際的神格を有する牛頭天王ですが、 我国では、 素盞嗚尊のことであり、 京都八坂神社と同じく、 その妃櫛稲田姫命、 御子八王子を併せ祀っております。 素盞嗚尊は勧善懲悪神であり、 安穏長寿、 五穀豊穣を司る神様であると共に、 水神でもあります。 明治のはじめ、 神仏分離の際、 須賀神社と名乗った時期もありましたが、 程なく、 昔から親しんできた天王様の愛称に復し、 七戸をはじめ近郷近在の人々からも広く信仰を集め今日に至りました。
 
補足
牛頭天王(ごずてんのう、ゴーシールシャ)は、もともとはインドの神で祇園精舎の守護神である。後に日本の神・素盞鳴尊と習合した。単に天王といえば、牛頭天王をさすことが多い。
明治政府は祭政一致を目標とし、神社を国家統合のための機関にしようと意図した。そこで伝統的な神仏習合の信仰形態を一掃し、国家神道としての体裁を整えるために神仏分離政策が行われた。
牛頭天王を祭神としていた神社に対しては、全てその祭神をスサノオ尊に変えるか、もしくは、祭神の中から牛頭天王を除外することを求めた。
参考
牛頭天王 - Wikipedia