青森・春の味覚

青森の春の味覚を2つ紹介しましょう。

トゲクリガニ

青森ではトゲクリガニは、春の到来を告げる風物詩になっています。「桜ガニ」「花見ガニ」とも呼ばれ、お花見に欠かせないと言われています。青森の桜の季節(4〜5月)に旬が重なります。

見た目は茶色くてゴツゴツしています。どこか小僧(こにく)らしい風貌で、スーパーマリオブラザーズクリボーを彷彿とさせます。

毛ガニよりも小ぶりで、食べるのは少々手間ですが美味しいです。味わいは毛ガニに似ていて、甘くて繊細な感じです。
参考: トゲクリガニ | 青森のうまいものたち

ホタテの稚貝

春になると青森のスーパーでは、ホタテの稚貝が鮮魚コーナーに並びます。

稚魚ならぬ稚貝です。ホタテの産地・青森ならではの商品ですね。ビックリするほど安くて、こちらは460グラムでたったの83円でした。

殻ごと鍋に投入して、味噌汁に仕上げます。繊細なホタテのお出汁が出て、美味しいです。何とも豪華なお味噌汁に見えますが、青森では日常的な食べ物なのです。