ざる中華?中華ざる?

「ざる中華」あるいは「中華ざる」と呼ばれる青森ローカルフードを体験してきました。以前に青い森BLOGさん(2006/03/27)で扱われていましたが、最近になってぶぅははさんのおこちゃま日記(2008/05/25)で紹介されていました。ぶぅははさんに「青森にいるなら絶対食べてみて!」との言葉を頂き、遂に実食となりました。
「ざる中華」はざるそばベースで、そばが中華麺に置き換わったもの、「中華ざる」は中華そばベースで、ざる上の中華麺にメンマ、チャーシューが載ったものという解釈もあるようです。
「ざる中華」か「中華ざる」かは厳密な定義の違いはなく、人によって呼び方が違うようです。
ふらりと寄った「佐藤そば店」で「中華ざる」(並550円)を食べてみました。名前は「中華ざる」ですが、先の解釈では「ざる中華」に該当するもので、ざるそばがベースとなって、そばが中華麺に置き換わったものです。

本当に、そばと中華麺が置き換わっただけです。薬味はそば同様、ネギ、わさび、うずら卵です。めんつゆは、甘いそばつゆでした。
中華麺のかんすいが効いた独特の風味を味わいつつ、甘みのあるそばつゆも楽しむという面白さ。私はかなり美味しいと思いました。青森では普通の食べ物らしく、地元に昔から親しまれている食堂などで食べることができます。いわゆる観光客向けのお店では見られない一品なので、これを食べたら「青森ツウ」な食べ物です。

佐藤そば店は、中三百貨店青森店の近くにある老舗のそば店。店のたたずまいは「昭和」を絵に描いたよう。「昭和」を感じる懐かしいタイプのお店でした。
 
佐藤そば屋
青森市古川1丁目16-3
017-777-6032