ベンセ湿原のニッコウキスゲ2008

今日の青森は最高気温で23度を超える暑い日となりました。世の中の慌しい動きから逃避して、心穏やかな場所を訪問してきました。

青森県西海岸のベンセ湿原(つがる市)。ニッコウキスゲ(日光黄菅)は満開を迎え、早くもピークは過ぎたという印象です。去年の記事(2007/06/16)と比べると、明らかに満開は早かったようです。

ニッコウキスゲは、春から夏へ移り変わる季節の青森の風物詩。青々とした葉に、鮮やかな黄色が映えます。夏の到来を歓迎するかのような眩(まばゆ)い黄色の花を見ていると、沈みがちな気持ちも救われる思いがします。

一年いろいろなことがあっても、季節が巡ってくれば、また同じように花が咲きます。雄大な自然のサイクルに、人間の小ささを感じずにはいられません。

遥かなる黄色のじゅうたん。このもう少し先には、青い日本海が広がります。
 
撮影日:2008年6月9日