青森市農業指導センターのハーブ園

青森でハーブと言えば六戸町の大西ハーブ園が有名ですが、青森市内に様々な種類のハーブを鑑賞できるスポットがあることをご存知ですか?
青森市北西部、市街地から遠く離れた場所に「青森市農業指導センター」という施設があります。こちらの施設内には、薬用植物園およびハーブ園があり、多数の薬草とハーブを展示栽培しているのです。

青森市農業指導センターのハーブ園全景。
センターの情報を引用すると次の通りです。

薬草に関する正しい知識の普及を図るため、薬用植物の見本展示園を設置し、面積約70aの園内に薬草200種、薬木70種、水生薬用植物10種の薬用植物を展示栽培しています。
また、ハーブ園では面積約7aの園内にラベンダー、タイム、ミント、セージなど約110種類のハーブを展示栽培しています。

青森は北緯40度に位置しますが、この緯度はハーブの原産地である地中海とほぼ同じで、冷涼な気候や日光の当り方がハーブの生育に適しているといわれます。
6月はハーブが生育する季節ということで、鑑賞に適した季節になっています。ハーブティーアロマセラピーにも強い関心があるので、ササッと出かけてきました。
 
青森市農業指導センター
青森市四戸橋字磯部243番地の319
017-754-3596
見学時間 8:30〜17:00
 
時間をかけて、ハーブ園のハーブを少しずつ紹介していこうと思います。

ローマンカモマイル(Roman chamomile, Anthemis nobilis)


キク科ローマカミツレ属の多年草精油、薬用、ハーブティーに用いる。

スペアミント(spearmint, Mentha spicata)


シソ科ハッカ属の多年草。ミドリハッカ、オランダハッカ。全草が濃緑色であることからミドリハッカ、また日本には江戸時代にオランダから伝来したことからオランダハッカと呼ばれる。精油、食用、芳香剤に用いる。