終戦の日に思う

昭和20年(1945年)8月15日、長い長い戦争が終わりました。元号は違いますが今日も「20年8月15日」です。
「平成」を「昭和」に置き換えて、当時何が起きていたかを考えることが好きです。そうすることで、遠い昔となった戦前・戦中・戦後を「セイムスケール」で捉えることができます。「等身大の歴史」が浮かび上がります。
2004年12月8日は何をしていましたか。真珠湾攻撃が起きた「16年12月8日」に対応します。その日から太平洋戦争に突入し、ずっと戦争の日々でした。事実上戦争状態に入るきっかけとなった盧溝橋事件(12年7月7日)は2000年7月7日が対応しますので、随分長い間戦争状態だったことが分かります。
私がブログを始めた2005年7月9日は「17年7月9日」。太平洋戦争の転換点と言われる「ミッドウェー海戦」(17年6月5日〜7日)が起きた後に対応します。
今年7月28日は「青森大空襲」の日に対応します。

新型焼夷弾を用いて焼き尽くされた青森市。焼け野原になった市街地を見て人は何を思ったでしょうか。県都青森は多くの人々、施設、資産を失い、その後の青森県の運命を変えてしまいました。

8月6日には人類史上初の原子爆弾広島市に投下され、多くの人命が一瞬にして失われました。原子爆弾の威力を正確に知りたい、それだけの理由で四方が開けた三角州の街・広島が投下目標になりました。
先人たちの限りない苦労を偲び、今一度「戦争と平和」の意味について考えたいと思います。
 
http://weekly.yahoo.co.jp/73/(期間限定)も興味深いです。