インド料理 亜久葉瑠(あくばる)



青森市議会の裏手にインド料理店「亜久葉瑠(あくばる)」があります。行動派青森グルメクイーンのobaさん(2008/02/18)の記事を読んでずっと行きたかったのですが、遂に訪問することができました。
パキスタンの名ホテルの総料理長まで務めたアクバルさんが腕を振います。以前は「タンドール・アクバル」を経営されていましたが、こちらに移転して開店されました。大変美味しいインド料理に舌鼓を打つことができます。店内も落ち着いて良い雰囲気です。

絢爛豪華な「アクバル・スペシャル・タリ」(1,800円)を注文してみました。カレー3種に、様々なインド料理がズラリと並ぶ豪華な定食です。一つ一つ丁寧に紹介してみましょう。
カレー3種類は指定された9種類から選びますが、あまりにいろいろあって迷ってしまいます。今回は、チキンガーリック、ダールカレー、野菜カレーを注文しました。

チキンガーリック。ゴロゴロとした骨付きチキンがスパイスとガーリックをともに煮込まれています。チキンの味わいが深いので、あまりガーリックは感じませんでした。

ダールカレー。インド風カレーで一番好きなレンズ豆のカレー。まったりとした味わいと食感が気に入っています。ダールカレーは甘口であることが多いですが、こちらのカレーは辛口に仕上げてあって、かなり気に入りました。

野菜カレー。ジャガイモ、ナス、ニンジン。彩りの良い野菜を大きくゴロゴロ入れて、サラサラに仕上げてあります。甘めの味付けで、野菜の旨みをとことん楽しみます。

(左)シーケバブはマトン(羊肉)のミンチ。スパイシーに味付けされた肉をタンドリーで焼き上げるので、嫌な脂はすべて落ちています。
(右)シャーミーケバブはスパイシービーフのミンチ。柔らかくてホロホロとしています。ヒンズー教徒はビーフを食べないので、インド料理店でビーフというのは少し違和感がありましたが、パキスタンのようなイスラム教国では食されているのですね。
(中央)ブリヤニライスは香り高いサフランライス。適度に混ぜられた具材も、美味しさに彩りを添えます。


(左)インド料理の定番、タンドリーチキン。むっちりとした骨付きチキンをスパイスを付けてタンドールで焼き上げます。強い火で嫌な脂をすべて落とすので大変美味しいです。レモンをギュッと絞ってかけると味わい深いです。
(右)ナーン。もっちりとした歯ごたえ、じわっと広がる甘みが堪りません。

「ハルゥワ」という名のデザート。崩れたカステラのようなものに、レーズン、刻んだピスタチオ、ココナッツを混ぜたもの。ピスタチオやココナッツが香ばしいです。中近東から中央アジア、ヨーロッパ東部まで広く食べられているデザートだそうです。あまり他では見かけないデザートではないでしょうか。


(左)ナーンの陰に隠れた「タマネギのアチャール」。アチャールとはインド風のお漬物。サッパリとした酸味とピリッとした辛味が絶妙です。最近アチャールの奥の深さに気付き、インド料理店に行く楽しみの一つになっています。
(右)サラダ。個人的にはインド料理店に定番のちょっとスパイスを効かせたドレッシングが好きなのですが、普通のドレッシングでした。新鮮野菜を使っていて、美味しかったです。

最後はミルクティーでホッと落ち着きます。
 
Indian Restaurant 亜久葉瑠 (あくばる、アクバル)
017-777-3955
青森市中央1丁目21-12
11:00〜15:00
17:00〜23:00
第2・4日曜休