青森ラーメン紀行 要約

クローズアップ青森「みんな大好き! 青森ラーメン紀行」(NHK総合青森県内)、2009年1月30日19:30〜19:55)をチェックしました。結論から言うと、青森グルメに興味がある人にとっては、「常識」の範囲の基礎的な内容でした。番組の要旨を紹介しておきます。
青森の「食」に詳しいフリーライター斎藤博之氏とともに、青森県内各地のラーメンの特徴を探る。青森のラーメンを大きく分けて、次の3つに分かれる。

焼き干し出汁、醤油味のラーメン(津軽、下北地方)

昭和初期、鶏ガラや鰹節を使ったラーメンが全国的に普及したが、青森では地元特産の焼き干しを使ったラーメンが普及した。脂の浮かないすっきりしたスープが典型的に見られる特徴。黒石市では年越しラーメンを食べる。
<登場ラーメン店>
華丸ラーメン青森市
山忠村上(黒石市

昆布出汁、塩味のラーメン(下北北部地方)

北海道に近い下北北部では、昆布出汁の塩ラーメンが主流。函館の塩ラーメンと共通のルーツ。昆布の繊細な出汁を楽しむため、塩味になった。野菜と真昆布のスープは、うっすら緑色。
<登場ラーメン店>
すみよし(大間町

野菜出汁、醤油味のラーメン(南部地方)

焼き干しや鶏ガラに加え、野菜を使った出汁を取る。六戸町では名産のニンジンをたっぷり使い、甘いスープを作る。
<登場ラーメン店>
白樺食堂(六戸町
3つの分類以外に次のラーメンがある。

味噌カレー牛乳ラーメン青森市

青森市生まれの「味噌カレー牛乳ラーメン」が注目を浴びている。ラーメンのニューウェーブであるが、誕生は1973年のこと。
<登場ラーメン店>
味の札幌 大西青森市

その他

青森には上記以外にもラーメンの種類が多数存在する。地元の食材を使い、地元に根付いたラーメンは郷土料理と言えるだろう。
<登場ラーメン店>
「どっさりラーメン げん」(?)