シュトラウス 2009冬


冬はスイーツの季節。寒さが身に染みる季節となりましたが、暖かいお店でスイーツを堪能する時ほど、至福な時はありませんね。
今日紹介するのは、青森屈指のオシャレスポット「シュトラウス」。
過去記事(2007/03/11)
青森市中心部の夜店通りで、重厚な店構えを持つお店です。螺旋階段を上ると、格式高いウィーンのカフェに来たような雰囲気。メイド服を着た店員さんが応対してくれます。

美しいシャンデリア、石製のテーブル、クッションが心地良いソファー。重厚さと華麗さを併せ持つ素敵な雰囲気に、気分も盛り上がります。

シュトラウス名物の「ザッハートルテ」(450円)。
ウィーンを代表する伝統のチョコレートトルテ。ウィーン風に、たっぷりの生クリームとともに頂きます。「ウィンナーコーヒー」という言葉があるように、ウィーンは生クリームが好きな土地柄なのでしょうか。
表面のチョコレートは、甘〜いチョコレート。細かい砂糖がシャリシャリと軽く残るように仕上げられていて、大変興味深い食感を楽しむことができます。
中のチョコレートケーキは、深く濃厚な味わいで、チョコレートの美味しさをしっかり堪能できます。チョコケーキとチョココーティングの間には、柑橘系の程好い酸味を持つ蜜が塗られていて、心地良いアクセントになっています。
たっぷりの生クリームとチョコケーキを一緒に頬張れば、滑らかな生クリームの美味しさとほろ苦いチョコレートの味わいが、えもいわれぬハーモニーを奏でます。

秋・冬限定の「ミルヒラーム・シュトゥルーデル」(ドリンク付き850円)
乳製品を薄いパイ生地で包んで焼き上げた、ウィーンを代表するデザート。寒い季節にピッタリのスイーツで、温かいバニラソースで頂きます。
青い森のぐだめぎ(2006/01/13)さんが書かれているように、「トプッフェンシュトゥルーデル」(クリーム状のチーズを中身にしたチーズパイ)の中身に、ミルクを加えて柔らかくしたもの。クリーム状のチーズケーキは、ほのかに甘酸っぱく優しい甘さ。プルプルとした食感も堪りません。温かいバニラソースがホッとする味わいで、乙女のハートを狙い撃ちです。

ここまで本格的なウィーンのスイーツが頂けるのは、全国的に見ても珍しいと思います。「シュトラウス」は青森の至宝です。
 
ヴィーナー・カフェ・コンディトライ シュトラウス
青森市新町1丁目13-21
017-722-1661
11:00〜17:30
月曜休(祝日の場合は翌日休)
 
<参考>
青い森のぐだめぎ - 青森なんちゃってグルメサイト
不定期更新ながら、美しい料理の写真と簡潔な説明が素敵です。かなり以前から記事の作成に当たり、参考にしていました。先日は記事の引用をありがとうございました。