AL CENTRO(アル・チェントロ)

「オステリア・ポルチーニ」のシェフが本年9月に独立して始めたというレストラン「AL CENTRO(アル・チェントロ)」でランチを頂いてきました(本記事の取材は11月中旬です)。
素材の良さを真っ直ぐに活かしたイタリア料理を楽しむことができます。シェフのブログを読むと、料理に対する並々ならぬ意気込みを感じます。青森では珍しいジビエ(野生の鳥獣)料理を頂くこともでき、かなり本格的なイタリアンレストランと言えるでしょう。青森の美・obaさん(残念ながらブログを閉鎖された模様です)の情報によれば、こちらの野菜は十和田市のユウファームから仕入れてるとのこと。選りすぐりの青森県産食材の活用に腐心される様子が伺えます。
店内はシックな雰囲気で、かなりオシャレです。店内を程好く仕切るような位置にガラス張りのワインセラーがあり、なかなか演出も優れていると思います。
今回はランチコース(1,600円)を頂いてみました。

サラダ
さり気ない雰囲気のサラダですが、新鮮で美味しいです。程好くハーブ類も入っていて、否応なく料理への期待が高まります。


(左)自家製全粒粉パン
モチモチで甘いパンです。かなり美味し〜い!
(右)野菜のズッパ(スープ)
カボチャを使ったスープでしたが、素材の美味しさを直接味わうことができました。

前菜:自家製スモークサーモンとカリフラワーのパンナ・コッタ
「ぷるぷるのパンナ・コッタとスモークサーモンの人気の前菜」とメニューに書かれていました。カリフラワーの味わいを残しつつ、滑らかでプルプルなパンナ・コッタに仕上げてあります。自家製スモークサーモンの味わいや香りは絶妙で、思わず唸ってしまいます。この両方を一緒に頂くと、さらに絶妙な味わいで、悶絶必至の見事な前菜です。盛り付けの芸術性も見どころです。

パスタ:嶽キミを詰めた自家製カッペレッティ、タレッジョチーズのソース
「甘〜い嶽キミをたっぷりと詰めた一口サイズのパスタ、濃厚なウォッシュチーズのソース」とメニューに書かれていました。丸いギョウザのような形のパスタに、甘い甘い嶽キミがたっぷり入っています。濃厚なチーズソースをたっぷり付けて頬張ると、チーズの濃厚な旨みと嶽キミの真っ直ぐな甘さが絶妙な味わいを奏でます。本当に素晴らしい完成度のパスタだと思います。

ドルチェ(+300円):焼きリンゴのアイスクリーム添え
こんがりと焼かれて酸味と甘味をギュッと凝縮している焼きリンゴ。リンゴの酸味とアイスクリームの甘味が絶妙な取り合わせで、大変満足の行くドルチェでした。
本当に素晴らしいレストランだと思います。ようやく青森市内にも本格的なイタリアンが出来たと心から喜んでおります。
 

AL CENTRO(アル・チェントロ)
青森市長島2丁目15-2
017-723-5325
11:30〜15:00
17:30〜21:30
日曜・第1月曜休