青森キャラ・青い森鉄道のモーリー

当ブログの過去記事で案外気に入っているのが、「青森キャラ」シリーズ。青森ご当地キャラクターを解説していくシリーズです(検索で「青森キャラ」と入れると、記事がいろいろ出てきます)。久々に「青森キャラ」を一つ紹介したいと思います。
「青い森鉄道」のイメージキャラクター「モーリー」です。

爽やかな青色の木が車掌の帽子をかぶっています。木の形が車掌の服装の形をしていて、ご丁寧にボタンまで付いています。木の形がそのまま車掌さんというのが面白いですね。
「ロゴマーク&イメージキャラクター決定!」(2009/07/07)の記事によると、キャラクターの作者は神奈川県横浜市の会社員。作者の解説によれば、「緑の森の中で突然生まれた青色の木。色の違いを思い悩んでいるところを、車掌さんに助けてもらう。恩返しとして鉄道の仕事をたまに手伝ってくれる。誰にでも優しく、芯の通った性格。」
「モーリー」が「色の違い」というコンプレックスを抱えていたとは驚きです。確かに、かつて外国人に「青森」の意味は「blue forest」だと教えたら、ものすごく変な顔をされてしまいました(2007年2月10日記事)。きっと「モーリー」のようなカワイイ木ではなく、「ブルーマン(BLUE MAN)」のようなヤツラを想像させてしまったのでしょう。反省。
ロゴマークも洗練されていて美しいですね。こちらは神奈川県川崎市のデザイナーの作品。作者のコメントによると、「青い森からつながる列車を柔らかいラインで表現。地域や環境と調和するエコロジカルな交通手段として、シンボリックなデザインにしました。」
青い森鉄道」は青森県三戸郡三戸町の目時(めとき)駅から八戸市八戸駅を結ぶ鉄道。東北新幹線八戸延伸の際(2002年12月1日)に経営移管されたJR東北本線の一部です。東北新幹線八戸・新青森間開業の際には、八戸・青森間のJR東北本線が「青い森鉄道」になります。

「青森キャラ大集合」(2006/11/21)という記事では、「青森キャラ」を大集合させました。皆さんはいくつ分かりますか?