海への排雪

日本一の積雪量を誇る県庁所在地・青森市では、除雪後の雪は海に捨てられます。噂には聞いていましたが、海への排雪の様子を実際に見に行ってみました。

青森市青柳1丁目の青森港には、青森市内各所から雪を積んだダンプカーやトラックが次々と押し寄せます。

岸壁ぎりぎりまで車をバックさせ、荷台を持ち上げることで排雪が完了します。

これが「除雪後の雪が泳いでいる海」(byあおちゃん)です。正直あまりキレイなものではないですね(汗) 打ち寄せる流氷のようになっています。

手作業で荷台から雪を下ろす人もいます。遮る(さえぎる)ものなく雪と強風が顔を打ち付け、苦悶にゆがんだ顔がそのまま凍りつきそうになります。「雪と闘う」ことがどういうことか、少し分かりました。

積み上げられた雪はショベルカーにより海に掻き出されます。海に落ちたら「一巻の終わり」ですが、絶妙な腕さばきで雪を捨てていきます。それにしても風雪が厳しい!

以上、青森港からお伝えしました。