八戸・うみねこキッチンの「うみねこの卵揚げ」


八戸市中心部に突如現れた「八戸ポータルミュージアム はっち」。「地域の資源を大事に想いながら新しい魅力を創り出すところ」がコンセプト。
まちづくり、文化芸術、観光、ものづくり、子育てといった活動をサポートする設備が揃っています。何でも揃えられすぎて逆に分かりにくいという印象を受けましたが、一石五鳥を狙うような貪欲な施設になって頂きたいと思います。

八戸名産のイカをデザインした照明。まさにイカしたデザイン。
展示スペースの合間に飲食スペースを設けたようなレイアウトになっていて、八戸の特産品を生かした様々な食べ物を実際に頂くことができます。今回紹介するのは、「はっち」2階にある「揚げたて!うみねこキッチン」の「うみねこの卵揚げ」。

うみねこの卵揚げ」は、うみねこの卵を模して作った「さつま揚げ」風の食べ物。イカ味とサバ味の2種類があり、それぞれイカとサバをすり身にして、タラの白いすり身で包んで揚げてあります。みそマヨ、ゆずマヨ、ぽんマヨの3種類のソースからお好みのものをかけてもらいます。

パカッ!
中身は本物の卵のように2つの部分に分かれています。今回はイカ味を頂きましたが、イカの個性的な旨みとタラのさっぱりとした旨みが何とも絶妙なハーモニー。ゆずマヨソースを試してみましたが、かなり相性が良くて非常に美味しかったです。揚げたて!うみねこキッチン - 青森デスティネーションキャンペーンblogの記事で丁寧な説明がなされているので、是非参考にしてみて下さい。
お店のオープンに合わせて開発されたという「うみねこの卵揚げ」。シンプルな材料ながら、文字通り良く練られた商品で、八戸の新たな「B級グルメ」として有名になってほしいと思います。
「揚げたて!うみねこキッチン」は、「NPO法人ACTY」が地元八戸産の魚介類を活用した新商品を開発する事業の一環として「はっち」に出店したお店。港町八戸らしいお土産やグッズの開発と共に、「八戸・まちと海をつなぐ活性化プロジェクト−八戸らしさを活かしたプロダクツ開発事業」として位置付けています。
「はっち」について、展示スペースの隣で飲食ができてしまう点は独特ですが、ミュージアム内に飲食店があるとの表示が入口に掲示されている訳ではなく、もっと分かりやすい表示をお願いしたいと思います。フロアマップも大まか過ぎて、正直何が見られるのか良く分からないです。展示方法や紹介のノウハウについて、徐々に洗練されることを切に望みます。
 

揚げたて!うみねこキッチン
青森県八戸市三日町11-1
八戸ポータルミュージアム はっち 2F
0178-43-6352
10:00〜18:00
不定
NPO法人ACTY むつみなと.jp