田むらの鬼にぼし


青森市内にある煮干コテコテのラーメンが注目を浴びています。「田むら」の「鬼にぼし」です。あおもり くどうさんジャミンさんの記事に続いて記事にさせて頂きます。
「田むら」はジャスコ青森店(サンロード青森)の近くの住宅街の中にあります。店内右手の券売機で食券を購入して、好きな席に着席します。店内は広々としていて、カウンター席もありますがテーブル席がとても充実しています。

「鬼にぼし」(中680円)。味噌ともカレーとも形容できそうなくらいドロリとしたスープ。こってりとした感じの脂が浮いていますが、実際にはほとんど気になりません。スープをよく見ると細かい煮干の粉が舞っていて、弘前「たかはし」、尾上の「味助」を彷彿とさせます。
お店の案内によると、鬼にぼしのベースは豚骨と鶏がらの白湯スープ。煮干を極限まで煮出して作ったとあります。煮干たっぷり系で有名な「ひらこ屋」や「まるかい」のスープは独特の酸味があるのですが、こちらのスープはそういう酸味もなく、とても飲みやすいスープになっています。ベースが魚系と動物系というWスープである点も親しみやすいです。

麺は天然のつなぎを使った自家製麺を使用しています。もっちり感が自慢ということでモチモチ感も十分、喉越しもスルスルとして食べやすいです。
スープは際限なく飲みたくなる旨さですが、備え付けの一味唐辛子を入れると「神の領域」に達します・・・。久しぶりに感動の一杯を頂きました。
 
中華そば 田むら
017-722-8667
青森市緑3丁目4-12
11:00〜16:00
水曜休
駐車場は店内右手にあり

<どうでもいい情報>
2日連続「鬼にぼし」行っちゃいました。
 
 
 
 
 

ひらこ屋・煮干し中華そば


青森市内で煮干コテコテのラーメンと言えば、「ひらこ屋」が有名です。「ひらこ屋」は青森市郊外の新城地区、国道7号線沿いにあります。店内は入って右側が厨房とカウンター席、左側が小上がりになっています。(お店の写真は2008年3月撮影なので雪が積もってます。)
ななつぼし」と呼ばれる平子煮干をベースに、すましスープの「煮干し中華」「背脂」、にごしスープの「とんこつ煮干し中華」の2種類のスープがあります。

「煮干し中華そば(あっさり)+煮玉子」。ガツンと効いた煮干の風味、しょっぱめの醤油味、太目のモチモチ麺。「津軽ラーメン」の王道を行くようなラーメンです。琥珀色の澄み渡るスープに感動する人は多いでしょう。

「とんこつ煮干しそば(こいくち)」。煮干しをとことん煮出し、とんこつを加えてコクとまろやかさを出しています。
こちらの煮干しスープはかなり強めで、煮干し由来の酸味がしっかり効いています。この酸味は好き嫌いを分けるかもしれません。
 
ひらこ屋
青森市新城山田588-16
TEL 017-787-0057
11:00〜21:00
火曜休