青森県立保健大学
長い間、青森市は県庁所在地なのに国公立大学がないと言われていました。1993年に青森公立大学、1999年には青森県立保健大学が開学し、悲願の公立大学を設置することができました。今度は、青森市は県庁所在地なのに国立大学がないという状態になっていますが、実は大阪市もそういう状態です。*1 なお、青森大学は名前が国公立っぽいのですが、私立大学です。
青森県立保健大学の建物は黒川紀章氏による斬新な設計になっています。まだまだ新しいのでピカピカです。現代彫刻があちこちに設置され、若干バブルな雰囲気は否めません。大学のホームページで数々の建物・彫刻を見ることができます。こういうものを見ると、青森県は公共工事で支えられた県なのかと感じます。なお、大学図書館は一般にも開放されており、簡単な手続きで入館可能です。
同大学は今年6月発行の「週刊ダイヤモンド」で就職率の高さでベスト5に入っていて、就職状況の厳しい青森県ではかなり注目されているようです。需要の旺盛な看護師、保健士、介護士などの養成に特化しているので、ある意味当然の結果ですけど。
