涼しい夏

今年(2006年)の青森の夏はとても涼しく、早くも「今年は夏がなかった」という声が聞こえてくる。2006年7月の青森市の最高気温(26日まで)を見たところ、平年値を越えた日は5日ほどである。30℃を越えた日はわずか1日のみというのも驚き。涼しいという評判はデータからも裏付けられた。

あまりにも青森が涼しいので、南に下りた(東京・大阪・名古屋などへ行った)同僚数名は全員体調を崩した。頭痛、目まい、熱中症。普段最高気温24℃程度の暮らしに慣れてしまうと、普通に30℃を越える日々(思えば普通の夏)には全く対応ができないのである。同僚の中には「カーッと来る暑さ」が恋しいと嘆く者もいるが、青森ではそういう暑さはほとんどない。私は夏があまり好きではないので非常に快適である。ただ、全国的な悪天候がコメの生産に影響を与えていないか、そろそろ気になり始めた。