青森に来たら寿司を食うべし

青森に来た際には、絶対に寿司屋に行くべきである。青森で頂く海の幸の美味しさは、正直言葉にならない。ネタの新鮮さもさることながら、その豊富さにも驚くことだろう。「七子八珍、堂々九品、隠れ十品」と呼ばれる青森の海の幸。いつもある訳ではなく、出会えたらラッキーというものも多い。
まだまだ寒さは残るが、この春先から旬を迎え始めるのが、ホヤ、クリガニ、ウニ。ホヤは外見がグロテスクだが、爽やかな苦味とスルリとした食感を楽しむことができる。他地域の者には馴染みのない一品の代表格であるが、ハマったら夢中になること間違いなし。
思いのほか美味しかったのが、クリガニ。青森のスーパーでは安価で並んでいるので、美味しくないのかと思っていたら、なかなかの美味しさである。身は確かに小さいけど、味わい深いカニであった。先に紹介したページにあった「毛ガニに磯の風味をブレンドしたような味わい」という表現はピッタリだ。
ウニは文句なしの美味しさ。青森でウニを食べたら、正直言って都会ではウニは注文できない。くせのない甘さを口いっぱいに残して溶けていく･･･。青森に来れば、陸奥湾産、厚岸産、北方領土産など産地の食べ比べ、バフンウニ、ムラサキウニなどの品種の食べ比べなどが、簡単に体験することができる。何て贅沢だろう！