岩木山神社

岩木山神社・楼門

岩木山神社津軽国一宮ということで大変立派な神社である。岩木山全体がご神体であり、岩木山の山頂には奥宮が鎮座している。今回紹介するのは、岩木山の麓にある下居宮(おりいのみや)と呼ばれる里宮である。
参道を登っていくと、朱塗りの巨大な楼門が現れる。高さ17.85mという壮大な建築で、よくぞ長年の積雪に耐えてきたものだと感心する。
神社らしからぬ楼門は、神仏分離令以前に神仏混淆であった時代の名残である。この楼門は寛永5年(1628年)真言宗寺院・百沢寺の楼門として建てられたものという。
境内は大変立派な杉の巨木がいくつも生えていて、悠久の時を感じさせるに余りある。津軽においては、かくも荘厳な雰囲気を漂わせる場所は他にないであろう。一風変わった観光地としてもオススメだ。

岩木山神社
青森県弘前市百沢字寺沢27
 
参考:北東北こだわり百科・岩木山神社
   岩木山神社 - Wikipedia