五所川原〜竜飛岬

まだまだ青森は未知の世界なので、暇を見つけては青森を探検しています。


今日は、五所川原市と竜飛岬に出かけてみました。
五所川原市では旧金木町の太宰治記念館(斜陽館)とエルムの街を訪問。斜陽館は本当に立派な建物で、明治末期の大富豪の生活が追体験できます。
エルムの街って聞くとエルム街の悪夢を想像してしまうのですが、津軽ラーメン街道が有名な郊外型ショッピングセンターです。専門店街にある書店の品揃えが立派で驚きました。青森市にもあのレベルの書店がもっと欲しい。


五所川原から竜飛に向けて走ると、十三湖というしじみで有名な湖に出ます。7月というのに風は強く冷たく、湖面の水は茶色く濁っていて、正直あまり気持ちの晴れる湖ではありませんでしたが。
竜飛岬は十三湖からしばらく距離があり、岬の手前数キロ区間はくねくねの山道です。高所恐怖症の人はちょっと怖いかもしれませんね。


竜飛岬には津軽海峡冬景色の碑があるのですが、石碑にある赤いボタンを押すと大音量で歌が流れるのでメチャ目立ちます。
三厩(みんまや)郵便局の人が石碑の前で小さな販売所を設けて、通る車通る車に一礼をして何とか営業活動を試みる様子が大変哀愁を誘いました。郵政民営化法案は、こういう場所の郵便局を存続させてくれるのでしょうか。