八戸・ウミネコのヒナ

蕪島

約1年ぶりに八戸市蕪島(かぶしま)に行ってきました。蕪島ウミネコ繁殖地として天然記念物にも指定されています。
今回の訪問の目的はウミネコのヒナを見ること。まさにベビーラッシュで、あちらこちらに薄茶色のヒナの姿が見られました。親鳥とはあまりに色も形も異なっていて、キウイのように真ん丸でカワイイです。何とも癒されますね。
邪魔しに来る仲間に対しては羽を広げて威嚇したり、エサを口移しで与えたりと、必死にヒナの面倒を見る親鳥の姿が印象的でした。

蕪島では間近でウミネコを見ることができます。近づいても大きく逃げることはありません。人とウミネコの信頼関係で成り立っているようなものなので、この関係が続くように努力したいものです。

親鳥1羽がヒナ1〜2羽(1羽が多い)を面倒見ているようです。すごく小さな縄張りを持っていて、侵入者に対して警戒しています。よく見ていたら、親鳥1羽にヒナ3羽の親子を見つけました。親鳥は順番にヒナにエサを与えているようです。
もう6月というのに、今日の八戸(蕪島)はとても寒くて日中の気温でもたったの10℃。写真では寒さは伝わりませんが、手袋が欲しいと思うくらい寒かったです。こんなにも寒いのに、蕪島のすぐ隣ではサーフィンを楽しむ人達がいました。驚きです。