うどん・つがるわら家

国道103号線（八甲田十和田ゴールドライン）の旧道沿い、青森自然公園・ねぶたの里の入り口にあるうどん屋。ご自慢の手打ちうどんを楽しむことができる。
店主こだわりの手打ちうどんは、噛めばモチモチとした歯ごたえがあり、飲み込めば喉ごしの良さが味わえる。手打ちうどんらしく太いうどんであるが、適度に太さが異なっていて面白い。蕎麦（そば）文化の青森にあって、なかなか本格的なうどんである。なお、注文があってからうどんを茹で上げるために、注文から15分程度待たされる。
オススメは釜揚げ定食（700円）である。釜揚げうどんは、茹で上げられたうどんがそのまま小さな桶に入れられる。シイタケ、インゲン、カニ、かまぼこ、レモンが乗って、豪華な釜揚げうどんである。レモンから出る軽い酸味が、釜揚げうどんを引き締めている。
釜揚げうどんの他に、天ぷらもたくさん付いてくる。ニンジンのかき揚げ、ナス、細竹、青ジソの天ぷら。さらにごはんも軽く付く。釜揚げうどんの量が相当多いので、普通の人は完食するのも大変でしょう。700円で身動きできないぐらいお腹いっぱいです。釜揚げに乗ったインゲンと天ぷらの細竹は青森独特の食材なので、観光客にも喜ばれると思う。
青森にありながら、うどんのつゆは色が薄めの関西風。市街地から離れているけれど、本格的なうどんが食べたい人にオススメしたい。ただし、昼のみの営業であることに注意。

ねぶたの里・つがるわら家（津軽わら家）
青森県青森市大字横内字桜峰107-1　（ねぶたの里入口）
017-738-4733
昼のみ営業

喫煙可・分煙なし