木を見て森を見ず

東奥日報記事(2006/02/06)の青森の中心市街地計画8日にも認定より

複数の関係者によると、青森市中心市街地活性化基本計画が、八日にも内閣府から認定されることが決まった。富山市とともに全国第一号となる見込み。

中心市街地活性化基本計画」が国に認定されると補助金が交付されるとか。補助金と中心部活性化にしがみついて、経済力そのものが落ちるのではないかと危惧します。そもそも浜田の大規模商業施設は不許可にしておいて、向かいにある大規模パチンコ店は問題なく許可。その精神の貧困さには驚かされる。
私の予想では、青森市弘前市に商圏を奪われ、富山市金沢市に商圏を奪われるでしょう。歴史と伝統のある城下町は商業でも強いということを肝に銘じるべきである。
中心市街地活性化という「木」ばかりを見ていると、商圏が奪われるという「森」を見逃すことになるでしょう。