夜の浅虫水族館

夜の浅虫水族館

アオモリ探検隊・夜の水族館はいかが?を拝見し、浅虫水族館で行われた今年最後の「夜の水族館見学会」に出かけてきました。
館内は思った以上にライトダウンされていて、ほぼ真っ暗でした。水槽も目を凝らさないと見えないくらいに暗かったです。中途半端に明るくせずに、夜の魚たちを見せるという演出は素晴らしいと思いました。

サンゴが蛍光色に光っていますが、実際はもっと暗いです。

アシカやアザラシがいる海獣館では、照明は明るいままで眠り始めたところを見ることができました。アシカはぐっすり。


ゴマフアザラシは、いつもどおり「逆立ち」で休んでいました。丸々した体形は何度見ても可愛いですね。

水槽の底で静かに眠るウミガメが一番心地良さそうでした。
ウミホタルの発光実験も興味深かったです。ウミホタルはミジンコのような生き物で、氷や食塩を入れて環境を変えてやると、危険を感じて物質を放出し、それが水中の酸素と反応して青く発光します。自分の体が光るプランクトン(夜光虫)とは異なり、ウミホタルは発光する物質を放出しています。青色発光ダイオードのように光る様子はとても神秘的でした。なお、展示に用いたウミホタルは浅虫の海で捕獲したものだそうです。