八戸−新青森開業2010年12月に

青森県民の悲願である、東北新幹線の八戸−新青森開業は、2010年12月に決まった。新幹線開業までに青森県民がすべきことは山のようにある。あえて一つ挙げるならば、ホスピタリティの充実が重要である。ホスピタリティとは「おもてなし」のこと。宿泊設備、観光設備の充実だけでなく、「おもてなしの心」や「サービス精神」の育成、「サービス技術」の向上が肝要である。
毎日新聞記事(2008/11/10)の「東北新幹線 3カ月前倒し開業へ 八戸−新青森」より

JR東日本は10日、東北新幹線八戸−新青森間(81.8キロ)の開業を当初予定より3カ月前倒しして10年12月から営業運転を開始すると発表した。全国新幹線鉄道整備法(全幹法)に基づき98年3月に着工、10年度末の開業を目指して延伸工事を進めてきた。高架橋やトンネルなど本体工事が順調に進み、安全運行の心臓部を担う「COSMOS」(新幹線総合システム)の運用にもメドが立ったため早期開業を決めた。
当初の最高速度は時速275キロで、3年かけて段階的に320キロに引き上げる。東京−新青森間の時間も3時間20分から、10年度末に3時間10分、12年度末以降を3時間5分と設定し、1日2〜3往復する。
北海道新幹線新青森−新函館間(149キロ)は15年度末の完成を目指している。【斎藤正利】

読売新聞記事(2008/11/10)の「東北新幹線の八戸−新青森開業前倒し、2010年12月に」より

JR東日本は10日、東北新幹線八戸−新青森間(82キロ・メートル)の開業時期について、工事が順調に進んだため、目標としていた10年度末から2010年12月へ3か月前倒しすると発表した。
区間が開通すれば、東京−新青森間の所要時間は3時間20分程度となり、新型車両の導入などで12年度末には3時間5分程度まで短縮可能という。
八戸−新青森区間は1998年着工、建設費は約4600億円。新青森から先の北海道新幹線新青森−新函館間(149キロ)は15年度末の完成を目指して建設中だ。