八戸・さようなら かだる・かふぇ・・・


突然2009年1月25日に閉店が決まった八戸市「八戸まちおこし せんべいサロン かだる・かふぇ」。閉店まで、あと3日となりました(ToT)
お店の様子は本ブログ記事(2009/01/18)で紹介してますが、閉店前にもう一度だけ訪問してきました。
南部せんべいを使った創作料理はどれも美味しくて、このまま風化させてしまうのは、本当にもったいない話です。

訪問した日のランチは、エビタワーランチ。メインの「エビタワー」に、わかめスープ、小鉢(モヤシのおひたし)、ご飯、ドリンクが付いてきます。

エビタワー。
南部せんべいを砕いたものを衣にしてエビを揚げた料理。カリッとした食感と共に、柔らかくて旨みタップリのエビを楽しみます。ケチャップベースのソースが良く合います。エビタワーだけに、小さなエビフライが何個も積み上げてあります。エビ好きには堪らない一品ですね。
器の底には野菜サラダ。大根を極薄く短冊状に切ったもの、キュウリ、トマトなど、野菜タップリでカフェランチらしい仕上がりとなっています。

「かだる・かふぇ」の一押しメニュー、「わんつかパフェ」。
名前は「わんつか」(=少し)でも、実はたっぷり入ってます。お餅みたいな「てんぽせんべい」をハート型に切り抜いて、青森乙女の恋心を表現しているかのよう。
バニラアイスがこれまた美味しくて、せんべいの軽い塩味と大変よく合います。アイスの下にはフルーツが控えていて、さらにその下は、細かく切った「ごませんべい」がたっぷり眠っています。もちもち、ぱりぱりした2種類のせんべいを、アイスとフルーツの甘さで優しく包み込む一品になっています。青森グルメクイーンのobaさんも「超うめがった」と太鼓判です。
こんなに美味しいパフェを風化させてもいいのか〜怒怒怒(なんちゃって青年の主張)。

ランチセットで選んだエスプレッソも本格的でした。料理に関しては、素晴らしいの一言。こういうお店が閉店しなければならない日本経済、青森経済は、危機的な状況にあるのかもしれません。大変な時代になりました。
 
八戸まちおこし せんべいサロン
かだる・かふぇ Kadaru Kafe
青森県八戸市三日町18
0178-38-8020
11:00〜19:00 (18:30LO)
2009年1月25日(日) 閉店予定