ねぶた作り

ねぶた製作中

今、アスパム周辺の「ねぶた小屋」でねぶた製作が続けられています。ねぶたガイド(ボランティア)をお願いし、ねぶた作りを観察してきました。ねぶた小屋の中はロウ(パラフィン)の臭いが充満しています。ロウは、電球を入れたときの発色を向上させ、異なる色が混ざらないようにするため用いるそうです。

針金で躍動感あふれる人物を表現することも大変ですが、一枚一枚ボンドで紙を貼っていく地道な作業には恐れ入りました。写真を見て分かるように、製作中のねぶたは、CGのポリゴン(多角形)みたいになっています。ねぶた職人の真剣な眼差しが大変印象的でしたが、見学に訪れた小学生の質問に優しく答えていらっしゃる様子も良かったです。

ねぶた祭りの最終日に、ねぶたが海上を運行するのは灯篭(とうろう)流しの影響を汲むものだそうです。単に目立ちたいだけという理由ではないんですね。(失礼しました。)ちなみに、「ねぶた」(弘前五所川原では「ねぷた」)という言葉は突き詰めれば「ねむたい」という言葉に由来するそうです。農作業に疲れ眠たくなる時期に行われる行事ということでしょう。全く眠くならない祭りに変身していますが。
ガイドさんに「若いんだから跳ねなきゃ〜」とハネトを勧められましたが、今年は様子見でもいいかなと弱気モード。本番までもうあと半月ですね。

青森ねぶた祭 オフィシャルサイト