下北周遊・仏ヶ浦

仏ヶ浦

まさかりの形をした下北半島の西側は刃に当たります。この刃に沿うように国道338号(愛称・海峡ライン)を脇野沢から北上すると、2車線が確保されているものの、上下の勾配が激しいくねくね道が続きます。そんな道と格闘するうちに、仏ヶ浦にたどり着きます。
国道脇の駐車場から仏ヶ浦まではかなりきつい斜面を下ることになります。日頃運動不足の自分には、行きは良くても帰り道は相当厳しいものになりました。
実際降り立ってみると、この世のものとは思えないような巨大な岩壁に圧倒されます。言葉を超えて、純粋に感動できる場所でした。いかにも小さな遊覧船に試しに乗ったら、やっぱり相当揺れて遊覧どころではなくなってしまった。スマートに観光したい人は脇野沢か佐井という港から高速遊覧船で来ることをオススメしますが、船が苦手な人にはやはりツライでしょうね。津軽の海は見た目以上に荒いです。
写真は五百羅漢*1と呼ばれる巨石群です。昔の人は想像力豊かな名前を付けますね。

*1:羅漢とは阿羅漢(梵語arhan)の略で、仏教の修行の最高段階に達した人を指す。