ノネナール
最近思ったことだけど、私は案外臭いにうるさいかもしれない。香水もいろいろ持っているし。そんな臭いの話題を(古い話題ですが)一つ。
少し前に話題になったことですが、ノネナールというのは「おじさんのにおい」の正体と言われている物質です。別名「加齢臭」・・・関わりたくない名前だなぁ。実際、ノネナールってどんな臭いなんだろう。
ノネナール(2-nonenal)
C9H16O;分子量=140.22
http://www.nicol.ac.jp/~honma/chem5/nonenal.htmlより引用。
ノネナール(nonenal)は以下のように炭素数が9で二重結合を一つもつアルデヒドですが,二重結合を持たないノナナール(nonanal)はレモン,ライムなどの精油中に含まれていてフローラル様の脂肪臭を持ち,炭素数が6で二重結合を一つもつcis-3-ヘキサナール(cis-3-hexanal)は青葉アルデヒド(leaf aldehyde)ともよばれクローバー・ブナ・クリなどの生葉や茶葉・タラの芽などに含まれるにおい成分例です.
このように少し構造が違うだけでにおいが微妙に変わるのところが嗅覚の興味深いところです.
「少し構造が違うだけでにおいが微妙に変わる」というのは、かなり面白いですね。久しぶりに「パソコンで見る動く分子辞典」を読んだので、備忘録に。
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