機内サービス

昨日の記事を書いてて次のことを思い出した。飛行機内(青森なので日本航空)でドリンクのサービスが行われるが、冷たい飲み物の選択肢にりんごジュースがある。残念なことに、青森発着の飛行機にも関わらず、濃縮還元で琥珀色の透き通ったジュースが出てきてしまうのである。これじゃあ、青森の魅力は伝わらないなぁ。
現在経営不振の日本航空は、経営合理化、経費削減といった供給側の対処ばかりしている。機内サービスを撤廃したら、これは供給側の対策となる。経営再建というのは需要側の対策もあるんですよ。今回の例であれば、混濁ストレート果汁のりんごジュースのような、ご当地グルメを機内で出すことを考える。便を限定して「ご当地グルメ」を楽しめる機内を売りにして、観光客を呼び込む。需要を喚起する対策である。まずは、プレミアムシート限定で提供することも一手である。
航空会社(特に日本航空)は、まだまだプライドが高すぎる。地域密着型作戦も視野に入れてはどうかな。そもそも、航空会社が需要を喚起するマーケティングをしているのかも疑問。既にしているのかもしれないけど、それならば知名度は低い。JR東海の「そうだ京都へ行こう」を見習って下さい。