青森おでん

青森おでん

青森の隠れた名物に「青森おでん」があります。青森おでんの一番の特徴は、生姜を溶いた味噌。これが何とも美味しい。このページの情報によると、青森おでんは戦後、青森駅周辺に出来た屋台(闇市)のおでんに由来するそうです。冬の厳しい寒さの中、青函連絡船に乗り込もうとするお客さんの体を少しでも暖めようと、ある一軒の屋台のおかみさんが味噌に生姜をすりおろして入れたのが喜ばれ、広まっていったとのこと。
私が思うにおでんの具にも特徴があるようです。青森おでんの具の代表格は、真っ白いコンニャクです。灰色で黒いつぶつぶのあるコンニャクしか知らなかったのですが、この白いコンニャクもなかなかイケますよ。
写真のおでんは、酸ヶ湯の「筍(タケノコ)おでん」(350円)。串の先端にタケノコ、次に白いコンニャク、最後にさつまあげが付いています。青森でタケノコといえば、細いタケノコ(細竹)なんですよ。(たまたまネット上で見つけた山形の月山竹に姿が似ています。) 柔らかい身でとても美味しいです。このタケノコ、コンニャク、さつまあげのおでん3本にうずら卵3個の串が付いて、350円は安いし美味しいし。酸ヶ湯のおでんは美味しいので、お立ち寄りの際は是非お試しください。
青森の市街地でこういうおでんが食べられる店をよく知りません。青森おでんを広めようとする動きもあるようですが、このおでんが食べられるお店のリストをまずは紹介して欲しいなぁ。
ゴールデンウィーク中は更新が滞る予定です。皆さん、楽しい休日をお過ごしください。)