地産地消を超えて
地産地消とは「地元の生産物を地元で消費する」という意味で、青森県も地産地消を推進しています。
とあるショッピングセンターにて「地産地消推進 自動販売機」(漢字長すぎ、お経?)を見つけました。売っているのは、シャイニーの「金のねぶた」「銀のねぶた」などの青森県産の商品です。
例えばコカコーラの自動販売機にはコカコーラの商品しかないように、自動販売機にもメーカーごとに一定の線引きがあるようです。そういう慣行の中で県産品を自動販売機で売ろうというのは、素人が考えるよりもずっと大変なことなのでしょう。
私が思うに「地産地消」は当たり前のことです。例えばトヨタ自動車のお膝元・愛知県ではやはりトヨタ車の割合が高いですが、これも「地産地消」なのです。青森県が最近になって地産地消に力を入れ始めたというのは、別な意味で驚きです。
しかし本当に大切なことは、地元以外の他地域に県産品を知ってもらい購入消費してもらうことです。
残念ながら、青森県産の商品は他県ではあまり見かけません。まずは、りんごジュースを全国展開してはどうでしょうか。混濁ストレート果汁のりんごジュースは絶対に人気が出ると思います。混濁ストレートとは、透明琥珀色のりんごジュースではなく、白く濁った色をしていて、絞った果汁をそのままジュースにしたものです。
正直言って、青森県産の混濁ストレートのりんごジュースを飲んだら、透明琥珀色で濃縮還元のありきたりのりんごジュースは飲めなくなります。味わいは全く別物です。この違いは是非他地域の人にも体験してもらいたいです。