読書・トゥルゲーネフ・初恋

誰もが耳にしたことがあるであろう、トゥルゲーネフ(ツルゲーネフ)の「初恋」である。創刊されて間もない光文社古典新訳文庫の一冊。古典と言えば岩波文庫であるが、翻訳に古めかしい表現があって読みにくいことも多い。この古典新訳文庫の翻訳は読みやすさも重視していて、非常に興味深かった。出版社が意図したように「古典」らしくなくて新鮮であった。文字も大きいからご年配の方にもオススメ。
「初恋」を読むと、自然表現の豊かさに驚かされます。ストーリーは何とも微妙な展開ですが。

初恋 (光文社古典新訳文庫)

初恋 (光文社古典新訳文庫)