ブタナ･･･

岩木山麓の道路を走っていると、黄色い小さな花が群生していて、とてもきれいでした。タンポポのような小さな花、細く長い茎が特徴。名前を調べてみたら、どうやらブタナ(Hypochoeris radicata)という植物のようです。
美しさに反して、あまり良い名前ではありませんね。ブタナという名前は、フランスでの俗名Salade de pore（ブタのサラダ）を翻訳したものらしい。
英語名はキャッツイアー(Catsear)で、葉の形がネコの耳 (Cat's ear) に似ているところから命名されている。こちらの名前の方が可愛いですね。この他、タンポポモドキ (false dandelion) という名前もあるようです。
群生しているときれいだけど、芝生に生えると駆除が大変らしい。こういう迷惑なところが「ブタナ」呼ばわりされる理由かもしれないけど、人間というのは勝手な生き物ですね。