種差海岸・ハマギク

ハマギク

青森県八戸市の種差(たねさし)海岸では、ハマギク(Nipponanthemum nipponicum)が可憐な花を咲かせています。学名は「日本の花」を意味します。
ハマギクは本州の茨城県以北の太平洋側に分布し、青森県の種差海岸が北限とされています。

海岸の崖や岩場の隙間などに生えます。

小さくて可憐な花です。真っ白い花が太陽の光を反射させて輝いています。

種差海岸遊歩道の起点となる葦毛崎(あしげざき)展望台は、まるで西洋の要塞のようです。かつては旧陸軍の通信部隊基地が置かれていたそうです。

展望台からは荒々しい太平洋が広がります。白い波がゴツゴツとした岩に打ち付けます。

種差天然芝生地は遊歩道の終点に当たります。爽やかな青空の下、緑の芝生と真っ青な海のコントラストは大変美しいです。