寿司の街・青森

寿司自慢の街・青森

新幹線新青森駅開業まであと3年程となり、開業後の観光対策が急務となっています。青森市に関しては、新青森駅青森駅と少し離れているため、観光客を市街地にどう呼び込むかが問題となっています。
私が考える提案は、「寿司の街・青森」として青森市を有名にしたいというもの。青森県は太平洋、日本海陸奥湾と三方を海に囲まれ、新鮮で多種多様な魚介類が集まります。七子八珍と呼ばれるような青森独自の魚介も多く、観光客に供すれば喜ばれることでしょう。青森県は美味しいお米も取れるので、県産品にこだわった寿司を作ることは容易です。
青森市内には多くの寿司屋があり、比較的安価にカウンター席で握ってもらう寿司を楽しむことができます。首都圏等では寿司屋というと敷居が高い雰囲気がありますが、青森市であれば回転寿司並みの価格で握りを楽しむこともできます。
私が推したい理由は、寿司が美味しいということだけでなく、経済効果を考えてのことです。寿司は価格が高く付加価値も高いので、経済効果が大きいのです。県産品にこだわって、青森県の県民総生産を拡大させましょう。
もう一つの意図は、青森市が「ねぶた」以外にも観光材料があると内外に知らせることです。青森市は意欲的に芸術関連施設も充実させています。食事は美味しい寿司に舌鼓を打ち、食後は美術館などで芸術を楽しむ。「寿司とアートの街・青森」として青森市を楽しむこともできます。
 
写真は、「あおもり草子」173号(2007年4月1日発行)特集「じつは寿司自慢の街・青森」。