五所川原・一休寿司のばらちらし

bluesapphire2008-01-13

2007年12月14日に津軽自動車道が全線開通(関連記事)し、大規模ショッピングセンター「エルムの街」や五所川原駅など市中心部へのアクセスが容易になりました。開通を勝手に記念して、五所川原市中心部にある「一休寿司」に出かけてきました。
店内は広くて、とても落ち着いた雰囲気。カウンター席に座りツケ場(調理場)を見ると、背後に巨大な象牙が堂々と飾られている。ネタケースを見ると、多種多様な寿司ネタが旨そうに並んでいる。色とりどりで美しいネタの数々にしばし見とれる。特に肉厚でプリプリのホタテは圧巻である。
こちらは「ばらちらし」が有名なのですが、ケースに並ぶ寿司ネタがあまりに見事なので、前回訪問した時は「握り」を注文しました(当然美味しいです)。今回は大本命の「ばらちらし」(2,625円)を注文しました。

多種多様な寿司ネタがサイコロ状に刻まれて、シャリの上に敷き詰められています。トロ、アワビ、数の子、海老、シャコ、帆立、穴子、玉子などバラエティーに富んだネタの数々。イクラ、トビコ、大葉は贅沢に散らされ、頂上に君臨するかのようにウニが鎮座します。
シャリは甘いタレで味付けされていて、刻まれた寿司ネタとの相性が素晴らしい。コリコリしたアワビや数の子は少し強い歯ごたえ、海老やシャコは少し柔らかな歯ごたえ、穴子や玉子はやさしい食感。
ネタと一緒にシャリを噛めば、イクラがプチッと弾け、トビコがプチプチと躍り出て、ネタを強力に演出する。何と贅沢に揃った味と食感の共演であろうか。まさに寿司のオペラ芸術である。
 
一休寿司 五所川原
青森県五所川原市本町50-8
0173-35-4144
11:00〜22:00
不定休(月1回)