陸奥湾で漁船遭難
青森県の陸奥湾で漁船が遭難する事故が発生しました。
東奥日報記事(2008/04/05)を引用します。
10時03分記事の「陸奥湾で8人乗り漁船遭難 」より
五日午前四時三十五分ごろ、青森市漁協久栗坂支所所属のホタテ漁船「日光丸」(五・一トン、船長・川村春光同漁協組合長)が、川村船長以下八人を乗せて漁に出たまま陸奥湾で消息を絶った。同漁協から連絡を受けた青森海上保安部が付近を捜索し、海上で男性一人を発見した。男性は意識不明の重体。同保安部は残る七人と船体の捜索を続けている。
23時31分記事の「7人依然見つからず/漁船遭難」より
青森市の陸奥湾で五日午前、青森市漁協久栗坂支所所属のホタテ漁船「日光丸」(五・一トン)が遭難し一人が死亡した事故で、青森海上保安部や県警などは同日午後も現場付近の海域を捜索したが、船長の川村春光同漁協組合長(74)ら行方不明者七人の発見には至らなかった。一方、日光丸が消息を絶った原因について、同漁協や県、市など関係機関で組織する現地対策本部は「追い波や突風で船が沈んだ可能性もある」との見解を示した。
今日の青森は晴れ間もあったが曇りがちで、強く冷たい風が吹く日であった。春先にありがちな天気であっただけに、まさかこんな痛ましい事故が起きるとは。
亡くなった方のご冥福をお祈りするとともに、行方不明の方々の一刻も早い救出を祈念してやみません。ただ、状況から判断するに、厳しい事態も予想されます。