辻井餅店

海つじいのみつかけ

青森の庶民的グルメの代表格が、通称「つじい」と呼ばれるお店である。「つじい」の名が付く店は3店あるが、いずれも中華そばとお餅のお店である。
他県の者から見ると、ラーメンとお餅という取り合わせは少々奇異に映る。ラーメンを食べた後に餅を食べるというのが青森流という「青い森から」のakkoさんの言葉を思い出し、合浦公園の隣にある辻井餅店(通称・海つじい)に出掛けてみた。
お昼時に出掛けたらまさに大盛況であった。「中華そば」(480円)と「みつかけ」(380円)を注文してみた。辻井餅店の中華そばは代表的な津軽ラーメンなので、ここでは解説は省略する。「みつかけ」とは蜜をかけたお餅(団子)という意味。みたらし団子のたれがかかるのかと思ったら、黒糖を使った蜜がかかっていました。
団子といえば「みたらし」か「あんこ」しか知らなかったので、黒糖の蜜はかなり意外でした。この店のお餅(団子)はとてもやわらかくて食べやすいです。餅といえば喉を詰まらせる定番ですが、やわらかいので喉に詰まらせることもないでしょう。「つじい」はまさに「青森グルメ」ですね。

辻井餅店 (通称・海つじい)
青森市合浦2-14-23
017-741-6678 10:00-18:00 日祝休

喫煙可・分煙なし